昨夜、DVDで「ラスト・ショー(The Last Picture Show)」
(1971年)を観ました。

1951年のテキサスの田舎町で暮らす若者たちの青春時代
を描いた映画で、劇中、カントリー・ソングが次から次へと続き
ます。
特に、ハンク・ウイリアムズの曲が多くかかります。
"Why Don't You Love Me"、"Cold Cold Heart"、
"Half As Much"、"Hey Good Lookin'"、"Lovesick Blues"、
"My Son Calls Another Man Daddy"など。
「クレイジー・ハート」で初老のカントリー歌手を演じたジェフ・
ブリッジェス、ティモシー・ボトムズ、そして、シビル・シェパード
のデビュー作だったようです。
ベン・ジョンソンとクロリス・リーチマンがそれぞれ、アカデミー賞
(助演男優、女優賞)を受賞しています。
1951年というとちょうどハンク・ウイリアムズが一世を風靡して
いた頃なので時代と合っています。
ハンクが乗っていた当時の最高級車、キャディラックも映ります。
寂れた田舎の雰囲気と将来の決まらない若者たちがうまく
描かれた映画です。